
このスピナーベイトはタンディム・ブレード・タイプですので、外見では今まで見慣れてきたものと変わらない感じがするかも知れません。ところが、このスピナーベイトはエクスキャリバーで開発されたカウンター・ローテーションの技術を取り入れています。これはブレードに開けられている穴の位置を中心線より反対方向にずらすことによって、前後のブレードを逆方向へ回転させることが出来るのです。ブレードが逆方向に回転すると慣性力を打ち消しあってくれますので、高速リトリーブを行ってもルアーが横に寝るようなことはありません。
高速リトリーブを必要とするような条件には、ベイトフィッシュを活発に追いやすい夏後半からの時期というのも、典型的な1つです。しかし、今回このルアーをデザイナーやバス・プロ達が勧めている理由に僕は興味がありました。それは、スレバスに効果があると言うことです。そもそもスピナーベイトはフィッシング・プレッシャーの高いエリアには向かないと考えてしまうアングラーが多いのですが、実はその様な条件下では逆に高速リトリーブがストライク率を上げる鍵となることが多いのです。
HDスピナーベイトではスピナーベイトのボリューム感を小さくするためにヘッドの作り方を大きく変えています。スカートの中に隠れてしまうリア・シャンクの部分を少し太めに作ることによって、ヘッドの部分を一回り小さくしてあります。その為、このスピナーベイトは見た目では1/4オンス・サイズにしか見えませんが、実は3/8オンスあるのです。ついバスの反応が悪くなるとリトリーブ・スピードを遅くしたがるのですが、スピードを上げてしまった方が釣果が伸ばしやすいことも多いので是非一度はお試しください。バスに迷う時間を与えないことがストライク率を高める秘訣になっているのです。(ヒロ内藤) |